箱根1泊2日モデルコース|車なしで定番観光スポットを巡る旅行プラン



そんな方向けに、実際に車なしで巡った箱根1泊2日モデルコースをご紹介します。
ダイジェスト
まずは、今回の箱根1泊2日モデルコースの全体像をご紹介します。
1日目
1日目は、箱根湯本の温泉街や歴史あるお寺を巡った後、登山鉄道で彫刻の森・強羅へ。
観光を楽しみながらも、ホテルでゆったり過ごせるプランです。
- 箱根湯本を散策
- はつ花で自然薯そば
- 早雲寺を参拝
- 箱根登山鉄道で彫刻の森へ
- 彫刻の森美術館を見学
- 箱根強羅公園を散策
- ホテルゆとわに宿泊
2日目
2日目は、ケーブルカーやロープウェイ、海賊船を乗り継ぎながら定番スポットを巡ります。
車なしだからこそ味わえる景色と移動の楽しさが詰まった1日です。
- ホテルで朝食
- ケーブルカーとロープウェイで大涌谷へ
- 箱根海賊船で芦ノ湖を遊覧
- 箱根関所を見学
- 山のホテルでランチ
- 箱根神社を参拝
1日目 | 箱根湯本を散策し、ホテルステイを満喫
10:00 箱根湯本を散策

箱根旅行は、箱根湯本駅からスタートです。
新幹線を利用する方は小田原駅から箱根登山鉄道へ乗り換えて、新宿方面から来る方はロマンスカーで箱根湯本駅へアクセスできます。
箱根湯本駅に到着したら、まずは駅周辺を散策しましょう。
温泉街らしいお土産店や食べ歩きグルメのお店が立ち並び、旅気分を高めてくれます。
10:30 はつ花で自然薯そば | 少し早めの昼食タイム

箱根湯本を散策した後は、「はつ花」で少し早めの昼食タイム。
今回は、早雲寺へ向かう途中に立ち寄りやすいはつ花 新館へ。
本館よりも箱根湯本駅から少し離れているため、比較的混雑を避けやすい印象でした。
人気店のため、混雑を避けたい方は開店直後の利用を検討するとよいでしょう。
11:15 早雲寺 | 後北条氏を祀る歴史あるお寺
昼食後は、早雲寺へ。
1521年に創建された、後北条氏の菩提寺で、北条早雲から5代が祀られています。
温泉街のにぎわいから少し離れた場所にあり、境内は閑静でどこか幻想的な雰囲気が漂っています。
本堂だけでなく、建物の裏手にある庭園も見どころのひとつ。

境内全体が丁寧に手入れされており、後北条氏の時代に思いを馳せながら、ゆっくり散策を楽しめます。

夏場は蚊が多いため、虫除けグッズを持参しておくと安心です。
12:00 箱根登山鉄道で彫刻の森へ

早雲寺を参拝した後は箱根湯本駅へ戻り、箱根登山鉄道に乗って彫刻の森駅へ向かいます。
箱根湯本から彫刻の森までは、山あいの景色を眺めながら移動できます。
移動そのものにも箱根らしさがあり、車なし旅行ならではの楽しみのひとつ。
休日や観光シーズンは混雑することもあるため、座って移動したい場合は、少し早めにホームへ向かうと安心です。
13:00 彫刻の森美術館 | 箱根の自然を活かした展示を楽しむ

彫刻の森駅で下車し、彫刻の森美術館へ向かいました。
箱根の地形や自然を活かした屋外展示をはじめ、ピカソの作品などを鑑賞できる室内展示まで、多種多様な作品を楽しめます。
遊び心あふれる展示も多く、じっくり見て回れば半日近く過ごせそうなほど見応えがありました。
彫刻の森美術館を楽しんだ後は、強羅へ移動します。
15:00 箱根強羅公園 | 四季折々の花々を楽しめる庭園

強羅駅に到着した後は、箱根強羅公園を散策しましょう。
箱根強羅公園は、1914年に開園した日本初のフランス式整型庭園。
園内中央にある噴水を囲むように庭園が広がり、四季折々の花々を楽しめます。

園内には温室の熱帯植物館もあり、庭園散策の途中に立ち寄れます。
クラフトハウスやとんぼ玉工作堂では、吹きガラスや陶芸、とんぼ玉作りなどの体験もできます。
また、洋館を利用した喫茶店もあるため、時間に余裕があれば散策の合間に休憩するのもよさそうです。
見どころは多いものの、園内はそこまで広くありません。
噴水や庭園、温室などの主要スポットを見て回るだけなら、1時間もあれば十分楽しめます。
体験工房や喫茶店まで利用する場合は、もう少し時間に余裕を持っておきましょう。
ただし、園内は高低差があり、勾配のある上り坂を歩く場所もあります。

スーツケースなどの大きな荷物を持っている方や、小さなお子さん連れの方は無理をせず、先にホテルへ荷物を預けてから訪れると楽です。
16:00 ホテルゆとわにチェックイン

箱根強羅公園を散策した後は、この日の宿「ホテルゆとわ」へ。
強羅駅から徒歩約5分と近く、道のりはほぼ平坦なため、大きな荷物があっても移動しやすいです。
チェックイン後は、ラウンジでドリンクを楽しんだり、ライブラリーで読書をしたり、足湯で旅の疲れを癒やしたりと、ホテルステイを満喫しました。
ホテルの客室や温泉、館内設備については宿泊記で詳しく紹介していますので、宿泊先を検討している方はぜひご覧ください。
17:30 ホテルで夕食ビュッフェ
夕食はホテル内のビュッフェ会場でいただきました。
メイン料理は肉または魚から1品を選び、そのほかの料理はビュッフェコーナーから自由に取るスタイル。
箱根は山のイメージがありますが、お造りをはじめとした魚料理のクオリティが高く、満足度の高い夕食でした。

アルコールも追加料金なしで楽しめるのが嬉しい!!
2日目 | 箱根の絶景スポットを巡る
7:30 朝食は和洋ビュッフェ

翌朝は、夕食と同じビュッフェ会場で朝食をいただきました。
朝食は和洋折衷のビュッフェ形式で、好きなものを好きなだけ楽しめます。
種類も豊富で、出発前にしっかり食べたい方にも十分な内容です。
味は、良い意味で気取らない、親しみやすいホテル朝食という印象でした。
9:15 強羅駅からケーブルカー・ロープウェイで大涌谷へ

ホテルをチェックアウトしたら、強羅駅からケーブルカーに乗車し、終点の早雲山駅へ。
ケーブルカーは短時間で標高が上がっていき、車窓から少しずつ景色が変わっていく様子も楽しめます。

早雲山駅からは箱根ロープウェイへ乗り換え、大涌谷へと向かいます。
ロープウェイからは箱根の雄大な自然を一望でき、天気が良ければ富士山を望めることもあります。
強羅駅から大涌谷までは、ケーブルカーとロープウェイの乗り継ぎがスムーズで、初めて訪れる方でも案内表示に沿って迷うことなく移動できました。
10:00 大涌谷 | 箱根を代表する絶景スポット
大涌谷駅に到着すると、荒々しい山肌と立ち上る水蒸気が目の前に広がります。
大涌谷は、約3,000年前の水蒸気爆発によってできた爆裂火口で、箱根を代表する観光スポットです。
荒々しい山肌から硫黄の香りを含んだ白い水蒸気が立ち上る様子は迫力があり、大地のエネルギーを間近で感じられます。
大涌谷を訪れたら、名物の黒たまごもぜひ味わってみてください。
温泉の成分によって殻が真っ黒になったゆで卵で、「1個食べると寿命が7年延びる」という言い伝えでも知られています。
その場で食べるのはもちろん、数日程度は日持ちするため、お土産として購入するのもおすすめです。
時間に余裕があれば、大涌谷噴気地帯自然研究路のガイド付きツアーや、駅に併設されている箱根ジオミュージアムにも立ち寄ってみましょう。
ガイド付きツアーでは、普段は立ち入れない噴気地帯を間近で見学できます。
安全上の理由から、緊急時に自力で走って避難できる方が対象となっており、事前予約が必要です。

また、箱根ジオミュージアムでは、入館料100円で箱根火山の成り立ちや大涌谷の歴史について学べます。
大涌谷の景色とあわせて見学すると、より理解が深まります。
11:15 箱根海賊船 乗船 | 芦ノ湖を満喫
大涌谷を満喫した後は、再び箱根ロープウェイに乗って桃源台駅へ向かいます。
桃源台港に到着したら、箱根海賊船に乗って箱根町港へ。

豪華な装飾が施された船内は見応えがあり、移動時間そのものを観光として楽しめます。
桃源台港から箱根町港までは、約25分。
芦ノ湖から眺める山々や湖畔の景色は美しく、のんびりとクルーズを楽しめます。
12:00 箱根関所を見学 | 歴史学習と高台からの眺望を楽しむ

箱根町港に到着したら、徒歩で箱根関所へ。
江戸時代に交通の要所として重要な役割を担っていた関所が復元されており、当時の建物や展示の見学が可能。
高台からは芦ノ湖を一望できます。

歴史好きの方はもちろん、景色を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。
13:30 ランチ | 芦ノ湖を眺めながらゆったりランチ
箱根関所を見学した後は、バスで山のホテルへ向かい、ちょっと遅めのランチをいただきました。
芦ノ湖を眺めながら、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめるため、午前中の観光を終えた後にゆっくり休憩するのにもぴったりでした。
14:30 箱根神社 | 旅の締めくくりに参拝

山のホテルでランチを楽しんだ後は、芦ノ湖のほとりにある箱根神社へ。
箱根神社までは石段が続いており、参拝するまでに少し体力を使いますが、登り切った時の達成感も魅力の一つです。
箱根神社は、開運厄除・心願成就・交通安全・縁結びなどに御神徳があるとされる、運開きの神様として親しまれています。
旅の締めくくりに参拝すると、どこか気持ちも引き締まり、新たな一歩を踏み出す力をもらえるような気がしました。
運気を高めたい方や、大切な願い事がある方は、ぜひ一度お参りしてみてはいかがでしょうか。
15:30 元箱根港からバスで箱根湯本・小田原へ
箱根神社を参拝した後は、元箱根港まで戻り、バスで帰路につきます。
ロマンスカーや箱根登山鉄道を利用する方は、箱根湯本駅行きのバスに乗車します。
新幹線を利用する予定の方は、小田原駅行きのバスに乗り、そのまま小田原駅へ向かうのも便利です。
箱根湯本駅へ戻る場合は、時間に余裕があれば駅周辺でお土産を探してから帰るのも良いでしょう。
大涌谷や芦ノ湖、箱根関所、箱根神社といった箱根の定番スポットを巡り、1泊2日の旅は終了です。
時間に余裕がある方向け | 小田原散策もおすすめ

箱根旅行の前後に1時間30分〜2時間ほど確保できる場合は、小田原を散策するのもおすすめです。
小田原駅から小田原城址公園周辺へ向かい、時間の許す範囲でぶらぶらと歩いてみましょう。
箱根旅行の行きに立ち寄る場合は、少し早めに小田原へ到着してから箱根湯本へ向かいます。
帰りに立ち寄る場合は、元箱根港から小田原駅行きのバスを利用すると、そのまま小田原散策へつなげられます。
新幹線を利用する方はもちろん、小田原駅を経由して帰る方にも組み込みやすい寄り道です。
よくある質問(Q&A)
Q. お得なきっぷ(周遊券)はある?
A. 小田急が提供する「EMot」のデジタルチケットがおすすめです。
箱根エリアだけを利用できる現地周遊タイプと、小田急線の乗車券がセットになった小田急乗車券付きタイプがあります。
利用日数も2日券・3日券から選べるため、旅行日程に合わせて購入すると便利です。
Q. できるだけ座って移動するコツは?
A. 少し早めに並ぶことと、乗り物を選ぶことがポイントです。
ロープウェイは座席数に合わせて乗車するため、基本的に座って移動できます。
一方、箱根登山鉄道やケーブルカーには指定席や有料席がないため、少し早めにホームへ行って並ぶのがおすすめです。
箱根海賊船は特別船室を利用すると、優先的に乗船でき、座席も確保しやすくなります。
また、元箱根港から箱根湯本方面へ向かうバスは始発となるため、座れる可能性が比較的高いです。
混雑していて座れそうにない場合は、1本見送って次の便を利用するのも一つの方法です。
Q. どんな服装がおすすめ?
A. 動きやすい服装と歩きやすい靴がおすすめです。
今回紹介したコースは徒歩での移動や階段も多いため、歩きやすい靴で訪れると安心です。
また、大涌谷や芦ノ湖周辺は風が強い日も多いため、裾があおられにくいパンツスタイルの方が快適です。
さらに、山の天気は変わりやすいため、さっと羽織れる上着を1枚持参しておくと安心です。
まとめ
今回は、公共交通機関だけで巡る箱根1泊2日モデルコースをご紹介しました。
箱根湯本の散策から始まり、強羅公園や大涌谷、芦ノ湖まで、箱根の定番スポットを無理なく楽しめるコースになっています。
箱根は電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・バスなど交通機関が充実しているため、車がなくても十分満喫できます。
初めて箱根を訪れる方はもちろん、「どんな順番で回ればいいの?」と迷っている方にも、参考になれば嬉しいです。


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