45都道府県、さらには海外にも展開し(2023年5月現在)、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのアパホテル。
旅行や出張での利用を考えている方も多いのではないでしょうか?
今回はアパホテル宿泊時に最低限抑えておきたい3つの注意点を自身の経験を交えながら綴りたいと思います。
3つの注意点
空調は一括集中管理
まずは1つ目。
アパホテルに宿泊した4月上旬のある日のこと、部屋が寒いので、暖房を入れようとしたら温度調整はできるものの冷房しか入らない。
切り替えスイッチも見当たりません…
確認したところ、空調は一括集中管理を行なっており、ホテル側で制御しているとのこと。
さらにランダムに10店舗ほど調べてみたのですが、アパホテルでは空調については、全面的に一括集中管理を採用しているようです。
気温差の激しい季節の変わり目などは状況に応じて冷暖房を切り替えるところもあれば、冷房の期間と暖房の期間をあらかじめ決めているところもあり、この辺は店舗の裁量による模様。
この時宿泊していたアパホテル印西牧の原駅前は前者で、日中は冷房でしたが、夜になると暖房に切り替わっていました。
個々人への対応としては、毛布やサーキュレーターの貸し出しが行われています。
暑さ、寒さが気になる方はフロントに伝えて借りるようにしましょう。
先着順なので、お早めに!
以下、実際に貸し出してもらった毛布です。
おかげさまで、暖房に切り替わるまでの間、寒さをしのぐことができました。
冷蔵庫はスイッチ式
続いて2つめ。
購入した冷たい飲み物を冷蔵庫に入れてあとで飲もうとしたら、全然冷えてない…
こちらも確認したところ、冷蔵庫に関してはアパホテル全店で電源スイッチを導入していて、ONにしないと稼働しないとのこと…
なお、ルームキーを抜いても自動でOFFになることはありませんのでご安心を。
スイッチひとつで解決するので、空調問題に比べれば大したことはないですが、、
知らないととても悲しい思いをすることになりますね。。
電源スイッチは
・庫内(電源ダイヤル)
・冷蔵庫の近く(だいたい上の端)
のいずれかにあり、冷蔵庫にもその旨記載のシールが貼られています。
使用予定の方は、この点も押さえておきましょう
お風呂の湯水が勝手に止まる
最後に3つめ。
浴槽にお湯を張るべく、蛇口を捻ってお湯がしっかり出ていることを確認したはずなのに、暫く経って見てみると勝手に止まっている…
正確には勝手に止まったのではなく、定量止水栓を導入しているため、設定した湯量になると湯水が止まる仕組みになっているのでした。
湯量は自分で調整できるので、調整してお湯を追加しましたが、一瞬故障か?とかなり焦りました。
なお、定量止水栓に関しては現状全店導入ではなく、実際、先日宿泊したアパホテル富山駅前はそうなっていませんでした。
ただ、築年数が古く、まだ対応できていないだけな感じだったので、ゆくゆく導入される可能性はありそうです。
抑えておきたいアパホテルのコンセプト
なぜ、このような仕組みになっているのか?
それはアパホテルのコンセプトにありました。
コンセプトのページによれば、アパホテルのアパは、Always Pleasant Amenityの略で、
人類にとってはもちろん、無限ではなく有限な地球の環境にとっても快適な社会を築いていく。
とのこと。
いわゆるエコへの取り組みですね。
うち、冷蔵庫の電源スイッチと定量止水栓については取り組み内容のページにも明記されています。
空調については記載がありませんが、こちらについてもどこかで環境対応のため、と見た記憶があります(ソースを思い出せず、曖昧ですみません…
背景を知ると、とても有益で日常生活においても考えさせられるものがありますね。
終わりに
いかがだったでしょうか?
慣れないうちは戸惑うかもですが、事前に把握しておくことで、宿泊時のトラブルを未然に回避したいところ。
アパホテルに限らず、ホテル宿泊前は事前に、Q&Aページなどで事前に情報をチェックしておくのがベスト!!
快適なホテルステイを送れるようにしたいですね。
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